劇団☆新感線 髑髏城の七人〜Season風〜 初日

超超超久しぶりに、はてなで日記を!
といっても、mixiのコピペですが(*´ω`*)
でも長文の記録をここにも残したくて。もう、はてなの書き方も忘れてしまってました…(^^;すまぬ、はてなさん。


※9/15の初日観劇レポです。まずはここからのスタート。舞台はここからどんどん進化して、ますますすごくなっていってますので、続きの日記も後日ご覧いただきたいです。どうぞよろしくお願いします。(^^)/


劇団☆新感線 髑髏城の七人〜Season風〜 @豊洲 IHIステージアラウンド東京

http://www.tbs.co.jp/stagearound/kazedokuro/


初日行ってきましたーーーー!!
もちろん主演は松山ケンイチくんです。この舞台、みどころがたくさん!
劇場が、世界に2つしかないという、今年の春にできたばかりの、客席が360度回る「ステージアラウンド東京」でやるということ。
ドーナツ状の舞台の真ん中に客席があって、舞台セットをあらかじめドーナツ状に配置しておくから、客席を回し動かすことで舞台転換がスムーズにいく、というシステム。
ステージアラウンドでは、こけら落としで劇団☆新幹線の大人気舞台「髑髏城の七人」を、キャストや演出を変えて5バージョン興行するなんてことをやってて、今回のSeason風は3期目。どんなアレンジになっているかも見どころの一つ。
そして!!今回ケンイチは、主人公と敵ボスの一人二役なんす!!
二役演じることに関しては、何の心配もなかったのさ。今まで結構二役やってるし(^^♪銭ゲバど根性ガエルGANTZとか。新感線の激しい舞台については出演は2回目だし、イイカンジだったしね。
でもさ、舞台の二役ってどうなの〜?CG、合成とかないし、主人公と敵ボス役なんで絶対対面するじゃん!んで、アクション多めの舞台なのに、出ずっぱりで体力的に大丈夫??ってとこで、ちょっとドキドキだったのですが。


前置きが長くてすみません
結論。
ケンイチ超サイコーだったよーーーーーー
(よー…よー…よー…よー…エコー…)


↓の参考動画をよろしければ。でも全然これより500倍かっこいい!




この時の席なんすけど、ケンイチ所属のホリプロさんの先行優先枠で、なんとぉぉっっ1列目のド真ん中が当たりまして!しかもここの舞台は高さが無くて、客席の私らと同じ高さなんで、めっちゃそこにいるーーーー!
ホリプロさんにせっせと毎月課金していてよかった・・・。


ほんで、回る客席の感想ですが、おもしろかった~!最初は、あ、回ってる〜ってヘンなカンジで気になったんだけど、だんだん舞台に没頭してきたら慣れた。回るのは場面転換の時ぐらいだからね。
おもしろいのが、布の幕がない代わりに、壁が門のように左右から閉まったり開いたりするようになっててね。そこにプロジェクションマッピングみたいに映像を投影して、舞台のセットの一部みたいにしたりしてるんよ。それがすごくよくできてて。例えば壁が開くと投影されてた髑髏城の門が開くのが、ホントみたいに見えた。あと、演者さんたちが次の場面に歩いてるとこを、追っかけるように客席が回ると、風が吹いてきて、自分たちも一緒に歩いてるような感覚になったり。場面転換もやっぱりスムーズだしね。すごくおもしろかった〜!

他の髑髏城はわからないけど、笑いが多めな髑髏城で、すっごく楽しみました!


で、ここから細かい感想に突入しますが、
これから髑髏城をご覧になる予定の方はネタバレありなので、また後日よかったらお読みください。







ケンイチが演じる主人公「捨之介」の登場シーンが、若い娘ちゃんが賊に襲われてるところを颯爽と助けにはいる、というシーンなんですが、超超超かっこいいーんだよーーー!
鉄瓢箪というものを武器にしてね、ダイナミックに繰り出すんだよ〜ひょうたんをさー。
Season風っていうことで、竜巻をイメージした殺陣をつけてもらってるんで、側転とか、回し蹴り的なのを入れつつ。ちょいと前にカポエイラをやってるってインタビューにあったっけね?これだったんだなー!
ほんで軽やかにさわやかに、笑いながら立ち回りをしてるんよね。手足を存分に伸ばして堂々としてて、笑ってる口が大きくて、目もメイクのせいかきりっとしてかわいくて、なんて舞台映えするんだー(*´▽`*)超キラキラしてて、スローモーションに見えたもんね〜♪
ケンイチの口ってあんなにデカかったかしら、お目々もあんなにパッチリだったかしら、って、赤ずきんちゃんの気持ちになっちゃったよ〜(*^▽^*)
なんつーか、ケンイチてばそんなに胸張って「イケメン」とは言えないカンジなんですが〜(笑)、今回の主人公「捨之介」は、「まごうことなきイケメンです!」と胸張って言えます!


劇団新感線って、静かなカンジのお芝居ではなく、殺陣とかアクションがめちゃすごくて、テンション高めのエンタテインメント的演劇なんよね。で、見栄を切るというか、決めゼリフを言ってかっこつけるとこが随所にあって。そこで拍子木がチョーンとなったりして歌舞伎みたいなん。
で、髑髏城序盤の捨之介に、決めゼリフがあるんだけど、
『浮き世の義理も、昔のえにしも、三途の川に捨之介だ』
を、どんな風に言うのか、楽しみだったんよね。このセリフのあとで、タイトルがドーン!みたいに決め所。
そしたら、ホントに歌舞伎みたいな言い方で、それが結構ハマってて、またまた、きゃあああケンイチーーー!!ってなりました(^^)
ほんで、席位置がめっちゃ近いもんで、着流しからちらちら見えるすね毛に「おー、意外とボーボーじゃないやん♪密度少ないんだ〜」とか、右ひざの右側面に、1センチくらい赤く皮がむけたような傷があるのが見えて、うう大変だよなぁと心配したり、胸毛が普段はあるんだけど、今回はつるつるじゃぁとつるつる胸元を流れる汗をガン見したり、本当に、ごちそうさまでしたぁぁーー!
あと、やせてた〜!顔がシュッとしてて、口元にうっすらしわが出てるくらいだった。始まりでこんなんだったら、ハードな舞台の終わりごろはどうなるんだろうって心配…。ごはんちゃんと食べててほしいな。でもシュッとしてたからこそ、かっこよさやオーラが倍増したんだと思うんだけどね。はぁぁぁ〜〜(*´▽`*)
あと、捨之介って気のいいあんちゃんって設定で、そこにちょいちょいセクロボのロボがはいってて、すんごくきゅんとしたよ~♪ロボは私の初ケンイチラブの人だから。戦国時代にもロボがいたんだなぁ♪


一旦ここでちょっと落ち着きまして(笑)他の出演者方の感想をば…。
ケンイチの次に重要人物の向井理くんゲゲゲの女房とか好きだったし、初生で見られるのを楽しみにしてたんだよね〜。役名は蘭兵衛。捨之介と昔いろいろあった人。
この役、結構ハードルが高いんす。殺陣の見せ場が多い役で。Season風の前にやっていたSeason鳥では、蘭兵衛役を早乙女太一くんがやってて、太一君の殺陣っちゃあもう芸術品だから、そのあとにやるの、イヤだよね〜でも努力はきっとしてるはず、時代劇経験があるかわからないけど…、とちょいとハラハラで待ってた。んで、蘭兵衛登場シーン来ました。スパイを見破って成敗するというシーンでしたが、普通に刀ではなく、笠に刃を仕込んであってそれで斬るという不思議な殺陣。なんつーか、殺陣ってより「舞」ってカンジ?様式美な世界でした。まぁ、笠だし?刀使っての本格的殺陣はあとなのかなと思いつつも、向井くんのセリフ回しがなんていうか、本読んでますみたいな、あんまり気のはいってないサラリとした言い回し。でも、かっこいいのはかっこいいです!小顔だった〜〜。
そして、1幕の見せ場の長い殺陣シーン来ました。ここは決めゼリフをかましながら流麗に斬りまくる、というイメージのシーンだったはずですが、んー…なんだろな。殺陣に気がいってて、決めゼリフ部分は言ってるだけみたいな。あと、やっぱり殺陣がおぼつかない。地に足が着いてない。すーんって立ってる。ポーズをつけるところぐらいは、腰を入れるというか、膝を曲げて腰を落とすと、決まると思うんだけど…。私、日本舞踊をかじったことあるんですが、日本舞踊だと腰を入れてるのが常でした。腰いれてないと棒立ちでカッコ悪い。殺陣も、膝まっすぐにして立ってるのって、すごい違和感を感じた。パンフ見ると日本舞踊習ったって書いてあったのにな。難しいね〜舞台に立つということは。体のすみずみ全部に、気をまわさないといけないんだな〜。
と、もやもや思ってたのですが・・・・。
二幕目は、蘭兵衛が別人か?ってくらい変わります。ケンイチが一人二役ってなってるけど、向井くんも全然一人二役やってるよね!!
髑髏城は、本能寺の変後の、信長と密接な関係にあった三人の物語なんだけど、向井くん蘭兵衛は、信長の影武者その1「天魔王」(ケンイチの2役)に久々に会って口説かれて(笑)、変な酒を飲まされて、「蘭兵衛は死んでオレは森蘭丸の亡霊になった」宣言して職場仲間たちを惨殺し、非道の天魔王側になっちゃうのですが,天魔王側になってからの方が活き活きとしてるよね。正気に戻ったんだよってセリフがあったけど、ほんとにそう。活き活きしすぎだろって思って笑った。一幕の蘭兵衛は、生きてるようで生きてなかったのかもな。色街の主人な自分は偽りだと思って。それがあの、サラリふわりと気のない演技になったんでは?と思った。
二幕の殺陣は、そんなに気にならなかったんよね。まあケンイチしか見てなかったってのもあるが(^^;変化前変化後の対比をちょっとつけすぎたのかも。でも、第一印象ってやっぱ大事だから、ある程度はかっこよさも見せてほしい。サラリというより暗めなカンジとか。今後微調整を期待☆
いろいろ書いたけど、蘭兵衛は難しいよね。ケンイチはキャラがわかりやすくてやりやすいと思う。でも向井くんはめっちゃ悩んで大変だと思う。私はなんか、蘭兵衛ってよくわからなくって。これまで、早乙女くんの蘭兵衛しか見てなかったけど、早乙女くんは夢見酒のせいで狂っちゃって、信長の骨ネックレス巻いてて殿LOVE感丸出しだし、しょうがねーなーな感じがしたんよね。
だけど、向井くん蘭兵衛は酒の力じゃなくて、天魔王のチューだけでふっきれちゃったような気がして、最初は狂ってる感あるけど、あとは正気の本気で天魔王と組んで、仲間のことも喜んで惨殺したみたいに見えた。蘭兵衛ってそんな人だったの?ってもやもや。いい人そうな向井くんがやってるだけに。髑髏城はずっとそういう筋書きだけど、いくら生きがいのない日々だったとしても、そんなずっと一緒にがんばってきた仲間を惨殺できるもんなんかなってポカーンとしちゃった。そこはもちょっと、悪いお酒を追加注入していただき、不可抗力感を出してほしいな。最期についても、裏切るような人にはもうなりたくないなんて、わけわかんないこというんじゃなくて、最初から自分ですすんで太夫からの罰を受けていただきたい!あ、そうか。もしかしたら、そこは悪夢から覚めてて、裏切るのなんのってのは言い訳の付け足しで、太夫に撃たれたくて飛び込んだのかな?んーー…とにかく、私には蘭兵衛がわからない…。解説をお願いしたいです。
しかしながら、天魔王のファーストキスは、フッと奪っちゃうから、もちょっとタメるの希望♪あごくいで見つめあってからチューしたりとかさ( ̄▽ ̄)そしたら、蘭兵衛が何もかも捨てて落ちちゃうのがわかるようになるかも。あとね、結構奥まったところでチューしてので、もそっと近う寄ってたも♪舞台の前の方で見たかったのぉ。


超語ってしまった。まだたくさん出演者さんいるのに(^^;


次は髑髏党に襲われてた「沙霧」ちゃん。岸井ゆきのちゃんがやってるんだけど、少年っぽくてかわいくてちょこまか走り回って、すごくよかった〜。ケンイチが抱きつくんだけど全然いやらしさを感じさせないくらいの少年少女感。ケンイチと身長差があるのもいいんだよね~。ショートパンツ姿でおなかチラ見せ衣装で、おなか冷やさないようにね〜と祈った。岸井ゆきのちゃんは、「真田丸」で堺さんの側室になるけどルソンに逃がされたコね。行定監督の「ピンクとグレー」で知ったけど、すごく印象に残る女優さんで、まさかこんなに動ける人とは思ってなかった。元気いっぱいやってたんで、終盤まで喉を大切にしながらがんばってほしいな。


次は、「兵庫」について。関八州荒武者隊という野武士チームの兄貴みたいな。山内圭哉さん。
熱血兄貴だけどぶつぶつぼやいたり、山内さんぽい兵庫。ポスターやCMでは迫力あったけど、全然おもしろお兄さん(笑)笑わせパートがあるけど、もちょっと隙あらば笑わせてほしいな。殺陣はあったと思うけど、いまいちちゃんと見てなかった(^^;ケンイチばかり見てたな。なんとなくだけど、兵庫と子分たちとの仲間感が薄いように感じられるのはなんでだろう。からみが少ないのかなあ。兵庫は結構いろんな場面にからんで来てて、蘭兵衛より出番が多い気さえした。そのせいか、体力を常に温存してるイメージ(笑)
後半、アクションシーンで、客席に鎌飛んできてビビッた〜!隣の隣の人んとこに来た!多分やわらかい素材かもだけど。その鎌、ステージのきわにお客さんが置いてあげたんだけど、なかなか気づいてもらえず、とうとう鎌なしでアクションシーンやりきっちゃった。去り際にちゃんと発見して持って帰ってくれてよかった。また後の場面でも使うヤツだったから。


「三五」は安心して見てた。髑髏党に取り入ったり捨之介側になったりまた髑髏党に寝返ったり、とにかく忙しい。裏切りのプロだけど憎めない〜^^演じてる劇団員の河野まさとさんのせいもあるかな。安定感が半端ない。


色里、無界の里の太夫「極楽大夫」は、田中麗奈ちゃん。はじめに遊女たちとみんなで踊るんだけど、色っぽくて日本舞踊をちゃんと習ってる感じが出てて、ステキ☆と思った。どっしり貫禄がある太夫ではなく、アイドルグループのリーダーみたいなサバサバ元気な太夫だった。泣かせどころの、兵庫への「あんたいい子分持ったねぇ」は、早く逃げなきゃってシーンだけど、そこはちょっと間を取ってほしかったなぁ。なんかなぁ…荒武者隊の扱いが軽いような気がして。


そして流浪の浪人「狸穴二郎衛門」の生瀬勝久さん。まぁ〜〜生瀬さん。テレビドラマの人と思ってたけど、舞台の生瀬さん、すごい!緩急自在!圧倒的な存在感!うますぎる。チラシに生瀬さん出演の次舞台のが入ってたけど、舞台の人なんだね・・・って感動した。ほんでこないだ見た、ケンイチもやってた怪盗グルーのミニオン大脱走で、鶴瓶さんの双子の兄弟ドルー役の吹き替えしてらしたけど、ドルー感全くなし!あたりまえだけど(笑)あのドルーが狸穴さんと同一人物なんて信じらんなかったよ。今回唯一泣かされたのは、狸穴二郎衛門のシーンだった。ごひいきの無界の里の熟女さんが、天魔王たちによってひどい最期を迎えたのを知って、激高して仇を取りに行こうとするところ。ひょうひょうとしてた浪人で実は徳川家康だったんだけど、一般ピープルな女のために怒り狂ってるのが、グッと来たーー。
あ、そういえば、家康を守ろうと、服部半蔵たちが乱入してくるシーン、ほんまもんのアクションですごい緊迫感だったーー!ピリッとしまって急に空気が変わったもんね。スピード感が違う…。ドキッとしました。


あとは…髑髏党の「猿翁」の、キャッツメイクがおもしろすぎた。常にぬいぐるみな猫が一緒でつい見ちゃう。でもその伏線が後半生かされてて、笑った〜〜☆


それと、大事な人がいた。橋本じゅんさんの「贋鉄斎」!じゅんさんのお楽しみコーナー最高すぎる!笑い死ぬ(*^▽^*)
鍛冶屋さんなんだけど、イタリア人の元カレがいてMの味を覚えたもんで、自分の体を刀で斬って刀の味見をして喜ぶという、とにかく変態なおじさん!感極まった時には「ボーノぉぉ!」と叫ぶ。今回は鍛冶屋の他にそば屋もやってた。なんだその設定(笑)
橋本じゅんさんとは、ケンイチの前回出てた「蒼の乱」で、ケンイチの相棒の馬「黒馬鬼」をやってて超お世話になってて、今回も一緒だからちょっと安心感があったんよね。あとで再登場するシーンでは、じゅんさんが黒馬鬼という名の馬(足はセグウェイ)に乗って登場したんだよーー!この時が一番、「きゃぁぁぁ黒馬鬼〜〜〜!」って歓声あげた!ケンイチ登場よりも(笑)
で、じゅんさんの初登場シーンはケンイチとの二人芝居なのでがっつりとやれて、うれしかったな。ハイテンションな変態おじさんぶりをとくと味わえて、最高のコーナーだったよ~。初日は、じゅんさんが脱いだ着物にケンイチの足がからまって、ん?となって、じゅんさんがごめんごめんみたいに片づけたりして、ハプニングぽくて面白かった〜。
あと「今はなんと名乗ってるのか?L?」みたいなネタは受けてた^^
後半の100人斬りのところは、じゅんさんとケンイチが二人で刀を投げ合いながら殺陣をやるんだけど、すごかったよーーーー!ケンイチかっこよかったーー!刀落とさないでやりきった!!もう心から拍手拍手(*^▽^*)


あと、「天魔王」のことをまだ書いてなかった。
信長の影武者その1は「天魔王」、影武者その2が「捨之介」。だから2人は顏が一緒、というわけで、ケンイチは天魔王と捨之介の二役をやっている。さらに信長も同じ顔してたってことなので、特に天魔王は信長っぽいビジュアルなんで、天魔王の中に、亡くなった信長の存在もチラチラと見せないといけない。
一幕ではケンイチは捨之介なので、天魔王は仮面をかぶった誰かがやってた。
二幕では、ケンイチは天魔王で登場〜☆ヒゲつけてたー。もちろんカツラも信長みたいなヤツ。ポスターやウェブ記事でも天魔王のビジュアルは出てないけど、もう全然捨之介じゃないんよ。信長な天魔王。眼光鋭く底知れぬ怖さがあって威圧感がすごい。しゃべり方も「〜〜じゃ」って全然違う。なんか捨之介のキラキラ感がみじんもなくて、捨之介はガン見してたけど、天魔王はなんか怖くて、ガン見できなかったよ〜(^^;ついケンイチがやってることを忘れてしまいそうになってた。入道になってからの清盛ぽかった。そういえば捨之介は高平太の要素もあったかな。清盛ファンにはちょっとうれしいかも。
森山未來くんの天魔王は、メイクも衣装もものすごくて、すごい迫力あったけど、ケンイチは捨之介に戻る関係上、そんながっつりメイクができなくてせいぜいヒゲをつけるぐらい。それでもすごい威圧感があった。清盛のおかげだな〜。笑うところも低めのいい笑い方だった。ケンイチは笑うのが下手でね(^^;よかったよかった。
で、早変わりのところがあって、ええっっっとビックリした!拍手もんだったーー。テンコーさんバリの!いつ変わったの?ケンイチは捨之介をやっていると思って見てたのに、いつの間にか天魔王がケンイチになってた!今度見るときは、そこをじっくり見なくちゃ^^


人については、大体こんな感想かな。
ストーリー、演出について書きますと…。
ラストは川が出てきて、そこに入ったりして戦うシーンもあったんよ〜。すごく劇的で、びっくりしたけど、川からの水が舞台にあがるもんで、ケンイチ滑ってこけそうになってた。今後は大丈夫かしら〜?
あっそうそう、ケンイチ、雪駄なんよ。雪駄だから、川にはいると脱げやすくなって、片方しかはいてない時あった。ほかの人の話してるスキに片方の雪駄をはきにいってたみたい。そうだよ、雪駄。すごいアクションシーンでも雪駄なんよ。安定しないのによくやれるなぁ!蘭兵衛は鼻緒の絵を描いた地下足袋だった。ほかの人もなんちゃってな地下足袋が多い。でもそこは、小栗くんも雪駄だったし、がんばるらしい。ケンイチ〜すてき…☆


あと、戯曲本買ったんで、細かい話をちゃんと読んでみたのですが、ちょっとあれ?と思ったのが、本能寺の変の時、捨之介は信長のために明智光秀謀反の疑いありのお知らせをしようと戻ってたのに、なぜそれを天魔王の手下が阻むんだろう?天魔王は信長ラブじゃなかったってこと?最初から、影武者じゃなくてすきあらば信長と入れ替わって自分が天下をとろうと思ってたってことなんかな。そうならば天魔王、なんてヤツ!信長公の夢を自分たちでって言ってたの、半分信じてたよー。
戯曲本読むと、天魔王のセリフは語尾が〜じゃ、ではないので、現場でケンイチが直していったのかな。さすが清盛。


あとは…、ラストシーン、ケンイチが去るシーン、なんか物足りなかったんだよね〜…。
どこが物足りなかったのかが思い出せない。印象に残るラストシーンじゃなくて、さらっと去って行ったような気が…。蒼の乱のラストはすんごくきれいだったな〜…主演天海さんのラストだけど。今度はよーく見てみよう。
(そう、わかりました。立ち位置が奥過ぎるから、物足りなかったんでした)


んで、エンディングがこれまでの舞台を全部ぐるりと見せます、ってものになってて、いろんな舞台セットにそれぞれ出演者さんが居てくれた。よかったな〜。
そこで、ケンイチが沙霧ちゃんと両手で手をずっと振ってくれてるのが、すんごくかわいかったなぁぁ。あと、一人ぼっちで白い曼珠沙華のお花畑にたたずむ蘭兵衛は文句なく美しかった。
カーテンコールは多分4回?3回目ではスタンディングオベーション。いつでも立つ気持ちはあったんだけど、いつ立てばいいのかわからなくて、最前列がやっぱ立たないとなのかな(^^;初日だから何か挨拶があるかと思ったけど、何もなかった。残念。映画舞台挨拶の90度お辞儀じゃなく、曲げた膝に手をあてて、目線をあげたままでのおじぎ、だったと思う。がんばりました〜…ケンイチーーー!!また来るよーーー☆ありがとうーーー(*^▽^*)ノ
帰りはなんと、舞台の真ん中を通って出口へ行けることになり、ちょっとだけセットの近くを通りながら帰りました。あれいいなぁ。


終わったら夜10時前。久しぶりのケンイチ友達さんたちとロビーで会えて、かっこよかったねぇぇと言い合って、外出たら臨海のダイヤモンドな夜景にうっとりしつつ(豊洲のここは今はなんもないけど栄えたら絶対人気スポットだね)、一緒に行ってくれたケンイチ友達ちゃんと、いつまでも興奮さめやらずで語りあいながら帰りました。はぁ、幸せな夜だった…。


さて、さすがに長くなりましたので、ここらで終了。
また後日、何か思い出したら書き足していきたいと思います。


次回は、これから一般でチケット取るけど、10/5のライブビューイングを見るのだ。全国の映画館で生中継で見られるんだよ♪
http://www.vi-shinkansen.co.jp/kazedokuro-lv/
私は蘇我で見る予定。蘇我だからチケットまだあるよなぁ。イクスピアリだったら先行だけで売り切れかもだけど。


あと生では、10/15と29の二回行きます。蒼の乱のとき、初日とだいぶん経ってからの2回目行ったら、すごいよくなってて感動したんよ。今回もそれ、絶対あると思って、時期をおいて見に行けるのが楽しみ。舞台の醍醐味だね〜^^


以上、おしまい。長文読んでいただき、ありがとうございました。