世界の中心で、愛をさけぶ

今日は午後から、公民館の会議があったので、仕事はお休み。
とゆわけで、午前中に映画見てきました。
封切りしたばかりの行定勲監督*1世界の中心で、愛をさけぶです。

で、今日は行きつけのシネプレックス幕張は、水曜日のレディースデイ!1000円です。やった♪ラッキー♪とばかりに、10:10スタートのところ、9:50に着いたのですが・・・・
うわっ!うわっ!!早くもレディース大集合だよ〜〜〜!!
普段レディースデイ行かないもんだから、そのあまりの熱気にあせりました!夏休みのポケモン以上にお客さん、長蛇の列。
でも、一番大きなとこでやってたんで、7割くらいの入りで見れたんだけどね^^ほっ。
そして私は例の如く、一人でゆっくり見られる席へこっそり移動・・・。


さて、感想ですが・・・ネタバレ、イヤな人は、読まないでね^^


この映画は、大沢たかおクン演じる朔太郎が生きる現在と、朔太郎が高校二年生の頃の彼女との想い出がいっぱいの1986年を、行ったり来たりする構成になっています。
何といっても、この1986年コーナーのキラキラ世界ですね^^
私はその頃、高3。朔太郎たちの一学年上です。朔太郎たちのことを追いながら、否がおうでも自分のセーシュンの思い出が甦ります。
当時のラジカセとか出てきたりして、あんなん持ってたなぁ、友達んちにあったなぁ。
学校に渡り廊下があって、私の高校にもあんなんあって、屋上から見える田園風景も懐かしいものがあって。これは行定監督の意図したロケ地なのかしら^^だとするとうれしい。
でも、亜紀ちゃんのブルマが、私たちの学年色、緑じゃなかったやん。(笑)
そして、キラキラな世界にだんだん不穏な影。彼女の亜紀が白血病に。病気モノはね、もう涙出るのはしょうがないです。
朔太郎と亜紀のお互いを想う気持ちが胸に刺さりました。写真館での記念撮影。とってもいい写真でした。


さてさて、それに比べて、オトナ朔太郎クン。あんた、変わったよ・・・(苦笑)
しっかりせえよ!現実から逃げて思い出にばっかふけってさ!若い頃の朔太郎は、走るように生きてたよ!亜紀ちゃん見たら悲しむぞ!
婚約者の柴咲コウちゃんを、悲しませるなよ。彼女を探しに故郷へ来たんだろ?何で昔のカセット掘り出しとるのよ?!
そんなはがゆい思いがうずまいて、何か朔太郎に対しては、「お前、なんやねん?」という、釈然としないものが残ったのが残念。
柴咲コウちゃんも、いいの?こんな人で?(笑)


とにかく、昔シーンがよすぎでした。森山未來バンザイ。長澤まさみバンザイ。
そして、照明の中村裕樹さん*2バンザイ!!^^
もう一つ不満なのは、あのクライマックスシーン「助けて下さい!」
宣伝、流しすぎやっちゅーねん!感動薄まってもーたがな!
最近のテレビCMでは、ラストシーン、思いっきり流しとるし!何考えとんのーーー!東宝さん!!


行定監督、もうちょっと脚本、いじれんかったんかな〜・・・。
泣けるからといって、名作とは限らないのよ〜。
映像的には、とてもよかった。エピソードも、とても心打たれるものばかりだった。ただ、全体の話のまとめ方が、強引だったように思いました。
私は「きょうのできごと」の方が、好きだったな。
行定監督!次に期待してますよ^^

*1:監督とは、高校の同級生です。面識はないですが。

*2:私の高校の11コ上の先輩なんです。