いつも水曜日は仕事の日なんですが、今日は学校観劇会の片付け手伝いを要請されてたので仕事お休みしたのです。
んで、かり出されるのは午後からということだったので、午前中は映画見に行ってきました。だって近所のシネプレックス幕張は「レディースデイ」で１０００円だもんね！レディース特権使わなソンやもん。
でもね、タイムテーブル見たらあんまし見たいのなくて。*1その中で目が止まったのが「恋の門」。
sahyaさんの日記（id:sahya:20041016#p2）にてオススメされてたのを思い出したので、乗っかってみました。
映画を見る前にちゃんと頭にはいってた予備知識は、松尾スズキの初映画監督作であることと、松田龍平＆酒井若菜ちゃんのラブものであることと、他にサブカル的なおもしろみがあるらしいぞ、ということ。
サブカル的ならお客さんも少ないんだろうな、と思って映画館に行ってみると、３０人位は入ってた。普段の平日午前中ならひどいときは５人もいない時あるからね＾＾；レディースデイといいつつ、結構男女半々っぽかったな〜。私は回りに人がいない方が存分に集中して楽しめるので、一つ向こうの席にもう男性が座ってるって状況に、ちょっとソワソワ。でも、あとでわかりましたが、私の周りの人たちは、反応が素直だったんよ！笑うとこでちゃんと笑ってて。これすっごいラッキー！笑うとこでシーンとしてるお客さんばかりだったら、ほんっとツライのよ。気をつかっちゃって。だから思う存分笑ってきましたよ♪
それにしても、予告の「いま、会いに行きます」で早速うるうるしてしまってるんですが、私＾＾；。だって獅童クンがいい表情すんだよ〜。しかも子役は豊川さんの丹下左膳で泣かされたコですよ！わぁ、多分これ映画館じゃかえって見られないかも。おいおい泣きそう（笑）
いや、予告の話はおいといて。＾＾；；コイモンバナね。
以下、ネタバレありです〜
実は、松田龍平くんをちゃんと見たのは、これが初めてかも。だから「松田優作の息子かぁ」的な認識しかなかったんだけど、いやいやいや！いいじゃん、龍平くん！アンタいい役者だねぇ！（遅）
最初の方では、何かミニムラジュン*2みたいで、いまいちはいりこめなかったんだけど、この人、立ち姿がめちゃ様になる〜♪背中に青白いオーラが見えるっ！これは大事です。
あと笑顔がかわいいでないの！冒頭の歓迎会でのぎこちなーい笑顔！爆笑しちゃった！たまらん〜！こんなに目が細いのに二重なんだ〜！不思議！
そんなワケで、ヒロインの「恋乃ちゃん」よりも早く「門くん」に惚れちゃいましたよ。そんなんなったら楽しくてしょうがないのねん♪
とにかく、キャラがヘンな人、いっぱい出てくるもんだから、行動に爆笑し、セリフに爆笑しの連続でした。１番ツボにハマッてしょうがなかったとこは、最初の方で門くんが恋乃ちゃんちから走っていってしまうシーン。なーーーんかそこ、すんげえおかしくて、３０秒くらい笑けてしまって、どうしようかと思った＾＾；；他にも５分に一回は笑ってたかも。あとキンゴくんの拳法シーンも笑ったなぁ。
あと、ラブの部分もね、お姉さんなんせ、にわか龍平ファンになっちゃったもんだから、恋乃ちゃんに見せる萌え表情も自分に見せてもらってる気分になっちゃって（笑）胸キュンでしたよ♪
若菜ちゃんも、やっぱウマイ！こんなあがったりさがったり差が激しい女の子、いるいる。胸もぽやぽやでイイカンジだしなぁ・・・うん、若菜ちゃんになら、悔しいけど譲るわ・・・（爆）
ドーテードーテー言ってるとこも、かわいいよね。折りしも今、「知ってる」で童貞日本シリーズやってるから、ＤＴに興味あり。（笑）
伊香保の旅館でのシーンは、全部好きだなぁ♪ドキドキしっぱなしでしたよ。浴衣っていいよね（￣ー￣）これはオトコもオンナも。
あらすじとか全然知らないまま行ったので、いろんなとこでビックリ意外感があっておもしろかったです。特にイデオン（笑）いや〜、アレはただの派手好きな熟年カップルかと思った。２０代から下の人たちには、イデオンは通じないかもしれない？
同人誌って、儲ける人はそんなに儲けてるの？素早く計算しちまったぞ！（笑）去年、初東京コミケにお出かけしたことを思い出した。あの元信者のコ、こえーー！でもいそう〜！ナエーーナエーー！（ア゛ーー思い出すだけでコエーー！）
あと、セイキさまオンステージに思わずノッてしまってる自分に驚いた（笑）知らない歌なのに！影山ヒロノブさまのなせる技？否応なくココロが高揚してくるよね！水木アニキが歌っても同じ反応しちゃうだろけど。
ちらっと出るアニメがガイナックスってのがまたビックリ！いろんなことやってるのね。
田辺誠一くんにも笑わせてもらったな〜！今、夜にやってるドラマの「サボテンジャーニー」でのコミカルな田辺さん見て、なかなかやるじゃん！って感心してたんだけど、その系統でバカップル役おもしろかったぁ！
途中までは普通のラブコメのつもりで見てたけど、コスプレとかコミケとかそんな世界の話が出てきて、最終的にはマンガ対決だもんね！清志郎さんのミュージカルも挿入されて、ラストに近くなるほどばかばかしさが勝ってしまったような気もしないでもないけど、そこがゴール地点ならばいたしかたない。最後の最後はラブコメの王道な終わり方で、ホントに「めでたしめでたし♪あーおもしろかった」って映画館を出ました♪ありがとね！松尾さん！
パンフ見てわかったんだけど、松尾スズキって漫画家目指してたんだ！？*3毬藻田さんって、ホントにもう１人の松尾さんだったんだろうね！そりゃ映画作れてよかったじゃん！
次回作もぜひ見たい！ただ、この「恋の門」に匹敵するキャスティングができるかどうか・・・。
そのめちゃくちゃ顔広なキャスティングは、エンドロールでわかったことです。勿体無い〜あーーもう一回見たいな♪ウォーリーを探せ的楽しみ方で。
キャストなどはhurricanemixerさんの日記にあります。→id:hurricanemixer:20041011#1097482498
尾美くんは一瞬わかんなかった。よーーく見ないと。全然違うもん！
塚本晋也監督は、思い出せなかったよ〜。おでこが随分広くなったからかな＾＾；いかんいかん。大好きな豊川さん監督ドラマに主演してるというのに！
三池監督も、どっかで見たことあるんだけど、誰だっけ〜って思い出せなかったぜ・・・。
蝉之介さんが時折松尾スズキに見えてしまうのは何でだろう？
庵野夫妻は、並ぶとなかなかいいカンジですね。
コミケ会場の人々に至っては、まるっきりわかんないっす。内田春菊さえも気づかなかったな〜。
あれがしりあがり寿だったんだ！やっぱこの映画って、二回目がおもしろいのかも。（もしくは、パンフ熟読後の鑑賞）
そんなこんなで、たっくさんつつきどころがあって、あと単純に笑って笑ってと、いっぱい楽しめる映画でした。
