神はサイコロを振らないが始まった

おっ!久々に[すいか]カテゴリーのお出ましだ^^
昨日水曜夜10時の日テレのドラマ、ご覧になりましたか?
神はサイコロを振らない」。HPは→神はサイコロを振らない|日本テレビ

今期のドラマの中では一番の期待度だったんですが、見事に期待を裏切らない素敵なドラマでした。何しろ「すいか」っぽい!(笑)

説明しよう。(富山敬。)
「すいか」とは、2003年夏の日テレ土9枠で放送されていた連続ドラマである。
主なキャストは小林聡美ともさかりえ市川実日子浅丘ルリ子もたいまさこ小泉今日子高橋克実、金子貴俊。
脚本は木皿泉。演出は佐藤東弥ほか。プロデュースは河野英裕
三軒茶屋にあるまかない付き下宿「ハピネス三茶」に住む女性4人の日常を描いています。
日常…ふーん…。と、お思いでしょうが、描き方がそんじょそこらの雰囲気だけドラマとは違います。
グッと心に突き刺さる名ゼリフの数々、キャラ、エピソード、小道具、シチュエーション、セット、ロケ地、画面に映るもの聞こえてくるもの、全てのかけらをパーンと放出させながら、キラキラサラサラ〜とさりげな〜くじんわりと、見てる人たちのココロの中にしんしんと積もらせていくように描いた、ほんとーーーーーに必・・・・・・・見なドラマなのです。

すいか DVD-BOX (4枚組)

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「すいか」について語らせると長くなってしまうんですけどもね^^
例えばすいかって、「9時間ほどの映画」みたいなもんだったと思います。「作品」って呼ぶにふさわしい。何しろ、おはなしと、人物の演技と、演出が、ものの見事にぜーんぶハマりあってるの。まるでパラレルワールドで本当に存在してるかのような「すいかの世界」を、見事に作り上げてありました。キャストの方スタッフの方が、皆さんいい仕事してらっしゃって!
それと「いてよし!」という1話目の名セリフに代表される人生の肯定ってテーマが、はぁ〜もぉ落涙落涙。ココロのカサブタとかが、ポロッポロとれて、つるーーんとなったからね〜(笑)

そんなワケで、すいか激ラブな私は「神はサイコロを振らない」をもちろんチェックしてました。だって、主演は同じく小林聡美さん&ともさかりえちゃんなんだもん。なんてことっ!「すいか2」かっ!?それに演出はすいかと同じ佐藤東弥さんだし、話も同じく人生を考える系ドラマっぽいし。つーか、何でこんなに同じっぽい!?そこまでやるなら、ぜひ木皿泉さんと河野Pに、野ブタが落ち着いた頃にやって欲しかったなぁ。


ホントは昨日、見ながら実況しようかと思ってた(笑)結局ドラマに一生懸命になっちゃったんだけど。とゆわけで、時間差実況します。(笑)まぁ、ただの箇条書き感想なんですけど^^

  • 小林聡美さんは最高ですね。すいかの34才独身銀行員もそうだったけど、今回の38歳グランドホステス役もピッタリすぎーー!こんなセンパイいるよぉ〜。
  • ともさかりえちゃんまで出てくると私はもう「そろったよ〜!2年ぶりだよ〜」って興奮興奮!(笑)
  • 消えるとこ、キューーッってなったぁ。ジワジワくるカンジがたまらんかった。ここは大事なとこだもんね。
  • え?「萌え〜」はどうだろ…^^;;
  • ああ!長崎弁が出ると、私までつられて熊本弁になってしまう〜!長崎空港のお兄さんナマリがじょっず!
  • わーー!なぜにシティカブリオレ!?これ好きやったぁ!
  • 尾美くんも出てるの?きゃー転校生*1再会!?年取ったよなぁ〜・・・(それはもうお互いに^^;)
  • ちなみに、何で10年後?ウソでもリアルな計算式とか見せて欲しかったな。
  • 市川実和子ちゃんが出てくると、あ、あぁ・・・そうか・・・。と我れに返ったりして。すいかでは、妹の実日子ちゃんが出てたの。なぜお姉さんをキャティング?微妙に違うって、微妙・・・(笑)
  • だけどまたまたテンションあがったのが、小林聡美ちゃんち、黛さんちのロケ地ですよ!
  • 弟の武田真治くんがるんるんで歩いてるとこ!ハピネス三茶ーーーーーー!そこっ!その頭ぶつけそうな線路の向こう側にすいかのハピネス三茶があったのよー!ちなみに三軒茶屋でなくてロケは宿河原だったのですが。
  • 畑の中のハピネス三茶が出てきたらどうしようかと思ったけど、ちょっと違った。でも部屋の中はクリソツ!美術さんが同じ人っぽい?
  • しかし、実際あんな帰還するなんてことあったら、もっと国家的な機関が出張ってくるような気がするけど・・・。まずこっちからお医者さんや関係者が機内に様子を見に行くとか。
  • いや〜でも、ドキドキしたなぁ。ドアがあいたとこ。未知との遭遇みたいな。
  • 皆さんもそうだろうけど、よかったよねーー!やっちとあっちの対話!!(涙とぽとぽ)
  • 山本太郎くんの番宣メッセージでは、見どころは太郎の恋愛模様とかゆーてました!確かにあんまりないよな。今後のヤッチとの展開が楽しみー♪
  • 岸部一徳本部長ムカツクーー!ムカツクキャラが出てくるということは、木皿泉ではないんだなぁなんて…。つい比べてしまいます。
  • おいおい、帰還したキミたち、ホテルの外とかふらついてていいの?あ、中庭?ちょっとわかりにくいよなぁ。ハウステンボスのホテルだね。キレイだなぁ。つぶれたんじゃなかったんだ…
  • 生きて帰ってよかった…のアッチ…。びえーーーん!よかったよ〜〜!かわいいのぉともさかりえぇ〜
  • 「逃げんば!」に笑った。逃げなくちゃのイミです。でもカレの「逃げんべ!」は違うぞ!それは中居弁だべ?
  • 「あーーー!」って思わず叫んでしまったのは、片桐仁さんのたった一つの登場シーン。ぶわっとはてなのお仲間の皆さんが思い浮かぶ(笑)次週以降もちゃんと出番あるのかな^^;
  • あんなグランドホステスの制服着てる人が、ベンチで寝てるかぁ?^^;;会社的にマズいっしょ〜。
  • アッチ〜!もっと言ってやってくれーーー!キミは教授役だ!ヤッチと、テレビの前の汗かいてねぇオレらに、説教してやってくれーー!

てなカンジでした。やっぱり、くらべゃうんだよなぁ・・・。キャストも画面も同じなだけに、話だけが、あれ?こんなもんかな、みたいなね。水橋さんすみません。
でもつかみはOKなドラマでしたね!次週以降、すんごく楽しみ!どう変わっていくのか、どうなっていくのか。
10年は重いですよね。考えさせられちゃいます。
ちなみに1996年1月の私は27歳で、1歳2ヶ月の娘と二人だけの世界、だったような気がします。楽しみは豊川さんの連ドラを見ること、ぐらい?遊びに行くなんてとんでもなかったし、友だちという友だちもいなかった。軽くひきこもりみたいな暮らしでしたよ。10年後の今なんて、全く想像していないです。このままずっと、片隅でこそこそと目立たないように、なんとなーく日々生きていくんだと思ってました。テレビとマンガと豊川さんだけが趣味みたいな。まさかねぇ。こんなオトナになるとはねぇ(笑)

女の人のドラマなので、女性の方にはぜひ見て欲しいです。

*1:大林監督の尾道三部作のアレです。