映画「サウスバウンド」&舞台挨拶!

うわーー。何ヶ月ぶりの日記?^^;生きてます…!不精すぎて申し訳ありません!
今回は、大大幸運でサウスバウンドの舞台挨拶がプレリザーブで当たったので、10/6(土)に渋谷まで行った、その話を。

あのね、舞台挨拶にて、司会の襟川クロさんが、舞台挨拶に来た人は映画のことを広めるのよー!とおっしゃったんで^^ハイ!クロさん頑張ります!


どんなお話かといいますと…

豊川悦司さんと天海祐希さんが夫婦。元カゲキハな2人。
そんなお2人にも三人のお子様がいて、社会人の長女役は北川景子ちゃん、小六の長男はこれがデビュー作の田辺修斗くん、多分小三位?の次女は松本梨奈ちゃんが演じます。

この家族、上原さん一家は浅草に住んでて、お母さんは喫茶店をやってたりするんだけど、お父さんはいつも家にいる人。小説なんかたまに書いているらしい。んで、やっかいな人(笑)。穏便、という言葉を知らないんだな〜。
社会保険庁の年金取立ておばちゃんと議論の応酬を楽しんだり、息子の修学旅行費が高いっつって学校へ乗り込んだり。こんなお父さんいたらいやだよ^^;でもなんか、憎めないんよね。

長男:二郎くんの学校や友達周りのことも細かく描かれていきます。小六っていう、子どもと大人の間の、微妙なカンジ。同じ小六の仲間同士でも、オトナなヤツや、半分オトナや、まるっきり子供や。そんな中で、二郎くんと友達に事件が。
その事件を一つのきっかけにして、二郎くんたちはお父さんの故郷、西表島に引っ越すことになりました。
島の長老?サンラーじいちゃんの紹介の古ーい家に住むことに。でもそこはいつの間にか、開発業者さんの土地だったみたいで、今度はその業者さんと対決!

って話です。前半は東京編、後半は沖縄編、って構成になってます。

んで、感想ーー!


おもしろかったーーーー!
超ーーー笑ったーーー(⌒▽⌒)こんな笑いどころ満載な映画だったなんて、思いもしなかった!
舞台挨拶がある回の上映だから?満席だから?お客さんすごくみんな笑ってたんよ。
一応、ウチで見てるワケじゃないから、満席の映画館ではお静かにしなきゃって思ってたのに、お客さん皆さん素直なリアクションなんで、私も心おきなく笑ってきた!気持ちいーーー♪(いつもは、ガラ空きの席を選んで、こっそりリアクションしてる)
豊川さん大活躍♪コミカル豊川さんが大好きなワタシとしては、超うれしかったな^^いつもより丸々としたお顔で、めーーーーーっちゃ笑顔なんだもん♪ワタシも目尻下がりっぱなし^^
あと、セリフ回しがめっっちゃ下手な人がいて!あれはアリなんか〜?!ねらってるんだろうなぁ。あのシーンは思い出すだけで笑っちゃうわ〜。
あと、ブルジョワ階級のおうちのシーンね。バカだわ〜(笑)


見る前は、やっかいなお父さんを持った家族の大変な話、って思ってたんよね。だけど違ってたー。やっかいなお父さんも、家族の大変さも、それはそうなんだけど(笑)でも、家族!なんだよね〜^^すんごく愛でがっちりまとまってた。バラバラじゃない。そこに感動しちゃった…☆


二郎くんのお友達、いまどき珍しく、セリフ言ってます!ってコが多くて(そもそも冒頭の、ベタ子こと、村井美樹ちゃん:担任の先生の演技もすごかった^^;)、それでいいんかなぁ?とは思ったけど、だんだん上手になってきてね。東京を離れる二郎くんとのお別れのシーンでは、ワタシ、ポロッと泣いちゃったよ…。何かこう、男同士のなんともいえないカンジがくすぐったくて、いいシーンだった。

この、「演技してます♪」ってカンジは、登場人物その1、その2、って映画の中の駒扱いみたいな。上原一家と相対するステレオ的人物像なるものを表現してるのかなぁ。ベタ子先生も、映画の後半ではちょっと血が通ったようなカンジになって、上原一家の輪の中にはいったみたいで(後半のお父さんの言葉、「理解者」ってことかな)うれしく思ったもんね。


さてさてそれで。
この映画の(ワタシの中の)見所といえば、豊川さんと…そう!松山ケンイチくん!マジでハマッておりますの…♪
ケンイチくんは、西表島のおまわりさん:新垣巡査役。ミニパトが見えた時には、心の中でキターーーー!って叫びましたよ(笑)
あぁ、沖縄の訛りが…♪かわいい…。よくわかんないけど、結構沖縄の人っぽいんじゃない?んで、おまわりさんコスプレが似合いすぎる!絶対いそう!ワタシも平良ストアで道に迷ってたいーーー!そのミニパトでどこへでも連れてってくれーーーー!(笑)
またもやケンイチてば、違う人になっちゃったね〜。ロボでもなく、Lでもなく。素晴らしい役者さんだ。
そして、こんなとこにも出ました!ケンイチ名物「○○○」!ごちそうさまでございます♪
妙に上原さんちとかかわりあう新垣巡査に、ホントありがとうですよ〜!


感想が長くなっちゃったけど、あと一つ。登場人物が、みんなかーわいいんだよね〜。愛おしい。特に桃子ちゃん。このコが一番、演技上手だったかも!ほんっとうに桃子ちゃんだった!かわいかったぁ〜。なごみました♪
お父さんお母さんがお互いに大好きなのがわかるのも、かわいかった。この家族がグッとなってるのは、夫婦がしっかりリスペクトしあってるからなんだろうな。あと、何かあった時の親の姿勢。だから、あんなえええ?なラストも、子供たち同様、受け入れられるんだな。
自分の考えに正直に生きるのは大変だけど、お父さんの言葉を信じたい、と思った。
うん、いい映画だったぞ!



さてさてさてーーー。

ほんで舞台挨拶!

今日は新宿と、ここ渋谷アミューズCQNで舞台挨拶。新宿はマスコミありの挨拶。→http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2007/10/2613/index.html
こっちは上映後の舞台挨拶だから、いっぱい話してくれそう。ラッキー☆惜しいのはケンイチが舞台挨拶のメンバーにいないこと〜^^;(10/13の有楽町シネカノンに来ますが…)
今日のメンバーさんは、森田芳光監督と、上原ファミリー(北川景子ちゃんを除く)。司会は襟川クロさん。
この映画館は狭くて、ワタシなんて三列目だから、近い近い!早速呼び込まれて皆様登壇。キャァァ☆さっきまでスクリーンにいた人が、そこにいるーー(笑)不思議な感覚。

おしゃべりの内容はうろ覚え…^^;
豊川さんはまだ日焼けが残ってるカンジ。ヒゲはなくて。体付きはがっしりのままだったな。ずっとニコニコしててお客さんを見渡してたんで、ワタシも「おもしろかったよーーー」って伝えたくて、いっぱい笑顔ビームを送ってました!
豊川さんも、サウスバウンド気に入ってるみたいで、あの家族があのあとどうなったか気になるし、ぜひ2、3、4と作っていきたいみたいな、そのためにはお客さんの応援をよろしくお願いします、とのことでした。

田辺修斗くんは、隣でずっと豊川さんのことを見てて、あぁ心の支えなのかしら…♪って思ったです。ピアスしてたらしいっす!色気づきおって…( ̄ー ̄)ジャニーズJrにいてもおかしくないぐらい、かわいいコなんよな〜♪
修斗くんが「豊川さんや天海さんに、いろいろ教えてもらいました」って模範的コメント言って、クロさんが豊川さんに「どんなことを…?」ってフッたら、豊川さん
「いや、特に何も…^^;お前、取材とかでウソばっか言って(笑)」とか!
豊川さんにほめられてたね。初めての作品で大変だっただろうけど、映画見たら、ね^^いい仕事を残したと思います、などなど。

天海さんは、あの豊川さんと身長がつりあうわぁというか(笑)美しかった〜…。映画では夫婦ってオーラ出てたけど、この場では女優!に戻ってたみたい^^MISTYから早や10年…。時は流れるね…^^すごくよかったです。
現場で1回、修斗くんのお芝居でピリッとした空気が流れてしまってて、子役のコの演技についてオトナがあれこれ言うのは控えていた天海さんが、こりゃいかんと走って、修斗くんにセリフを区切ることを教えた、というエピソードを。

桃子ちゃんは、素でも桃子ちゃんだったなぁ。かわいかった♪にっこにこして。パンフレット見たら、Drコトー出演って書いてあって。桜井幸子の娘役のコだったのかなぁ。あのコにゃ泣かされたもんなぁ…。
桃子ちゃんの学校では「ナンセンス!」がはやってるんだってー。んなバカなー(笑)「皆さんもこの映画の中の言葉をはやらせてみてください」だって♪わかった。はやらす!あの沖縄の悪徳土建屋のオヤジのセリフとか(笑)

監督は、タイトルからストーリーがイメージしにくいのと、宣伝期間が短かったのを気にしてた。まー、7月撮影終了で、もう10月公開しちゃうんだもんね!なんでそんなに早いんだよ〜!
コマーシャルはすごい打ってたような気がするけどね〜。んーでも、コマーシャル…もうちょっと笑える部分を流してもよかったような気がするけどなぁ。映画館の予告で流れてた「だって母さんだから!」のシーンとか、おもしろかったのに。あと、ケンイチシーンもちょこっと入れたりさ(笑)ハッキリゆーて、「ナンセンス!」軸は失敗だったような気がするが…^^;
あと、映画館予告の、初期バージョン(BGMが軍歌のヤツ)もひどかったと思う^^;

んで、沖縄の上原家が台風で壊れてたら、僕達は今ここにいない、台風にもビクともしないセットを作ってくれたスタッフに感謝したい、そんなスタッフと作った作品を自信を持って送り出します、みたいなコメントでした。
あと、映画の中で自分は誰に似てるか?の問いに「きれいなおねーさんの後ろをついていくコです」で爆笑!上映後の挨拶は、これだからうれしい♪
あと、出演者の意外な発見は?の問いに「豊川さんが意外とエロいこと」だって!(笑)
豊川さん「ぼくは一体、何を握られてるんでしょう…?(笑)」確かに!何やったんよ!?(爆)


そんなこんなの20分?ぐらいの舞台挨拶でした。すごくあったかい空間でしたーー♪マスコミがいないということで、ざっくばらんな雰囲気で話しやすかったのかな。今まで行った舞台挨拶の中で一番なごやかなカンジだったぁ^^行けてよかったなぁ。


とゆわけで、サウスバウンド、結構食わず嫌いなカンジもあるかと思います。私は原作は未読なんですが、原作を好きな方は、どーせ…的な?思いがあるかもですよね。原作に比べて、すごいコンパクトになってるらしいので、ちょっと怖いかもしれませんが、別ものを見るつもりで、ぜひ軽い気持ちで行ってみて下さいな☆
きっと、続編が見たくなることと思いますよ〜♪
ほんで、ぜひ、ココロ素直に、笑えるところではクスッと。気持ちよくなれると思います!^^