北の零年二回目

行きつけのシネプレックス幕張で使える「北の零年」の前売券を1月からずーーーっと持ってたのよ。でも他に見たい映画があったりして、なかなか使えずにいたんです。
で、いよいよ3/11までということなので、今日行って来ました!上の子が実はインフルエンザでうちにいたんですが、まぁ治ってピンピンしてるんで*1「ゴメン!行かないと券が勿体無いから!許してっ!」と、映画見に行っちゃいました^^;


さて、明日までということなので、お客さんもヒトケタぐらいかな〜と思ってたら・・・。
それがかなり多くて!100席ぐらいのとこで50人くらいはいたと思う。お涙シーンのところでは、あちこちからすすり泣きが聞こえてきてね、いいお客さんたちだったなぁ〜・・・。


私はもう1回見てるんで、最初っから、「このぉ〜ワタナベケンめ〜!調子いいこと言ってんじゃねーよこの大ウソツキめがーー!」って、心の中で毒づきながら見てしまいました(笑)だってやっぱり、うーーーむ。納得いかないもん、ワタナベケンさんが演じる「小松原」の設定。もうちょっと、愛すべきところを残しててもよかったような気がするんだけどなぁ。
妻子を捨てたことの他に、イネをちゃんと持ち帰ってこなかったことに対しても、仲間にちゃんと謝るべきだよね。そこが抜けてるから、すごい傲慢な人間に見えて、思い出すだけで腹立たしいキャラになってしまった・・・・。
ラストの小百合さまとの久々の会話のシーンとかでは、二人ともイヤミなくらい卑屈合戦^^;もうちょっと感情のぶつけあいがあってもよかったような。
シナリオを読んでみたら*2、シナリオバージョンの方が何となくしっくりくるかなぁ。映画では元のシナリオを結構ちょこちょこと変えてあるみたいです。
とにかく、小百合さま始め女性たちのチカラがすごい。男たちは口ばっかりなヤツらが多くて笑っちゃいます^^;それは、行定監督の日頃思ってることを表現してるんだろうか?(笑)


そんな中で、唯一かーーーーーっこいいのが豊川さん!だって王子様みたいにいつでも助けてくれるんだもん♪元々は、豊川さんと小百合さまのラブストーリーの映画になるはずだったそうです。そうして見ると、なるほど落ち着くかも。だからケンさんは、ただの悪者みたいになっちゃったのかな^^;
二回目見る豊川さんでも、お味噌汁をごちそうになるシーンは最高で、私の涙の方もあやうく声が出るくらい号泣してしまったし、ラストのところも、またもや「キャー!キャーーー☆かっこいーーー!」と、ささやき声でさけんでました。


さて、3/19からは、豊川さんの主演映画「ハサミ男」が公開になります。きゃ〜☆久々のキショい系じゃーん!ブレイクする前は、犯人役ばっかりやってて、それもまたハマってておもしろかったんだよね。岩井監督のルナティックラブ、大好きだった。
今回のハサミ男は、超マイナーな作品っぽいけど、楽しみ〜☆舞台挨拶が前売り制度なんだけど、とれるかなぁ^^;

*1:高熱出したのは火曜日だけでした。ホッ

*2:月刊誌の「ドラマ2月号」に掲載されてます