日渡早紀「星は、すばる。」文庫で復刊

ぼくの地球を守ってでおなじみ、日渡早紀ちゃんのデビュー作を含む早紀ちゃんシリーズ10作を収めた「星は、すばる。 (白泉社文庫)」が、白泉社文庫から5/13に発売されます!


これ、1984年に「星は、すばる。」、1985年に「無限軌道」という二冊でコミックスが出たんだけど、その後残念ながら絶版扱いだったんだよね・・・。
でもねでもね、これすんごくいいマンガなんだよぉ〜!ぼく地球もいいけど、私はこの早紀ちゃんシリーズがゼッタイ1位!
主人公はなぜか作者と同じ名前の少女「日渡早紀」ちゃんという高校生のコなんよ。星が大好きで天文部に入ってて、やさしいカレの星野クンやにぎやかな友だちに囲まれて、いろんなことに悩んだりつきすすんだり。SF学園ラブコメとでもいうべきかな?この時私も同じくリアル高校生だったから、もぉ〜ココロにしみまくり。三十回ぐらいは読み返したかなぁ。
1番大好きなお話は、やっぱり「m7」。プラネタリウム散開星団m7が大好きなおにーさんと知り合うんだけど・・・・うううっっ!(涙)
そんで、その次のお話が「星は、すばる。」で、そりゃフィクションで作り話なんだけどさぁ、「だよなーーだよなーーわかるよぉーー」って、すっかり話に入りこんで号泣してしまったり。
また、早紀ちゃんを支えるカレの星野くんがいいヤツでねぇ、早紀ちゃんをやさしく見守りつつ全部受け止めて、要所要所でいいこと言うんだなぁ。その若年寄ぷりったら!こんなヤツいねえ!でも実際いたらつきあって欲しい!みたいな(笑)*1


なはは。今うちにある昔のコミックス持って来てちら読みしたけど、また涙してしもた^^;
特に「星は、すばる。」では早紀ちゃんは孤軍奮闘して天文部を存続させようといろいろやるんだけど、誰もついてこなくなっちゃって。でも最後はその努力が報われるんすよ。好きなものを通してステキな縁が広がって、星は統ばるのでした。その状況が、すごく私の今の心境に重なるものがあって、またまた感動してしまいました。


とにかく、私は息子ができたら「統(すばる)」と名付けようともくろんでいたほどの、「星は、すばる。」ファンであります。語りすぎてごめんなさい(笑)
ちなみに、単行本未収録の番外編「猫なんか大嫌い」も収録されるとのこと!うれしい〜〜♪


星は、すばる。 (白泉社文庫)

星は、すばる。 (白泉社文庫)

*1:まぁしかし思い返すと、当時のワタクシのカレシーも星野くんのような人だったかも。ある程度まで黙って見守ってくれてたり、いろんなこと教えてくれたり。ははは時間差ノロケかよ(照)