Quip vol.43

CD付きの季刊音楽雑誌「Quip magazine」のvol.43が発売になりました!読んだ?読んだ?
第3世代のインタビューもあるしね、エレキベースとオブモントリオールの対談もあるしね、ガルハンのライブレポもあるしね、quipのイベントのライブレポもあるしね*1
あぁ、そうだ、サンプリングサンのインタビューもあったっけなぁ。
・・・・・テヘッ♪
まぁ、そんなワケで(笑)
読もう!買おう!クイップマガジンvol.43!


第3のインタビューは、マスくん、クリック、サカモトさん、矢野くん、星野さんの5人で。いつものカンジでわいのやいのと、1ページ分。
その中でのマスくんの言葉が、ページタイトルとして切り取られてました

音楽が好きだったら、大声で「音楽が好き」って言った方がいい!

こちらに、激しく同意です。私にも、人生訓の一つとして、刷り込まれてます。
まぁ、私の場合は、大江千里師匠の教えなんですけども。

好きなものは好き 大声で言いたいだけ
     「回転ちがいの夏休み」よりOlympic収録(1987)

10年程前、千里くんのコンサートに行った時、Tシャツにデカデカと↑の文字を書いた自作Tシャツを来たお兄さんがいて、なんてかっこよいんだろう〜、そのシャツ売ってくれ!って思った。そのお兄さん、すんげえキラキラした笑顔してたもんなぁ。千里くんみたいだった。
私はTシャツは着てないけど、そうやって日々生きてま〜す。好きなものは好きって大声で言ってると、楽しくなるよね。キラキラだよね〜^^


ほんでほんで、サンプリングサンへの新アルバムについてのインタビュー2ページ!

まだ読んでない人は、ここから内容に触れますので、畳んでおきますね。しかも長いし(笑)

待ちきれなくて、買ってすぐの駅のホームで読んだんだけど、はわわわ〜〜…、そうなんか〜…、うんうん…って、気づいたらquipに向かって話しかけそうになってた^^;;ぶっちゃけ、すでにうなずいてた!(笑)
ああっ!これこそ、ポッドキャスティング希望!すごく聞きたい。彼らの声で、このアルバムについてのいろいろを聞かせて欲しい。まぁ、記事から脳内自動再生はされてるんだけどね(笑)

まず「あぁそうか〜!」って大きくうなずいたとこは、役割分担のとこっすよ。ナイスインタビュアーさん!矢野くんって、監督だったんだ!バンド的なところだけでなく、曲作りに関してもそういう位置で。で、作曲をゆういちくんがやって、詞はみんなで考えて、最終アレンジは矢野くんで。で、ゆういちくんがほとんどメインボーカルっぽい?そんな作戦で行ってみたんだね。
うん。わかりました。覚悟できた!(笑)いやマジで。情けないけど、私にはソレがいるんだって!
音源が2年と10ヶ月ぶり*2に出るのはとってもうれしいんだけど、何せ、インタビューにもあった通り、試行錯誤期間を経てのアルバム。聴くのが正直、怖い気持ちもあります。ゆういちくんがそこに触れてるとこ、胸がきゅーってなりました。

もう、ここでは何度も書いてることですが、また語っていいですか?(笑)
ゆういちくんと矢野くんと半分半分で歌ってたサンプリングサンが、東京進出した頃から、全然矢野くんが歌わなくなってしまって、矢野くん曲がない→サンサン色が薄まる?→変わってっちゃうの?って、すごくすごく不安を感じた時期があったんです。音源も出ないし。
矢野くん曲がなくてもいいじゃん、ゆういちくんの作る曲はステキメロディなんだし、矢野くんだって脱退したわけじゃなくて、ギター&コーラスでちゃんと参加してるんだから、サンサンはサンサンじゃないかって自分に言い聞かせたはずなのに、いざ矢野くん曲が一切ないライブ*3を体験したら・・・あぁ…これはヤバイ。寂しすぎる。物足りない。大好きなnocturnもヒューリも聴けたのに、すごく物足りなかった。なぜかはわかんない。でも、このまま進んでしまったら…と想像すると、涙が落ちた。
それが突然変わったのが、05.5.3のBASEMENT BARですよ。ガルハンとBaconとの第3夜明け前なガチンコライブ!今夜も矢野曲はないと思おう、期待しすぎると余計に悲しい、と自分に予防線を張りながら参加してみてたら、この日は何だか違ったんよ。最初から気合が違った。そして後半で飛び出したのが、ホンットーーに久しぶりの「騒音天国」!その時の歓声っつったら!みんな「ギャアアア!」だから!泣いてる子もいたもん!そして、忘れてた感覚が戻ってきたんよーーー!!これだよーー!このバカ騒ぎ!足りなかったのは、バカだったんだ(笑)そうか、やっぱサンサンはひねくれ狂騒ポップなんだもんねっ^^
そのうち、第3世代のライブに参加するようになったら、どんどんバカ度がクレッシェンドしてきて(笑)どんどんサンサン色っていうものが濃く出て来て、おもしろくなってきたんよね。だから、私は第3世代ありがとう、なんですよ^^
バカ騒ぎの楽しみ方を思い出したら、おすまし顔の新曲たちも、もっともっとバカ度を増してきたしねっ。不思議なもんだ〜。それが、なじむ、っていうものなのかな。リーマンヴギも世田京ライダーもマリアンナもLove&Rhythmも、ライブでやる度にすんごくいい歌に育ってきたカンジするよ!
でもあの試行錯誤の時期がなかったら、のほほんと考えなしのふつーな音楽しか生まれなかったのかもしれない。ジャンプするためには、いったん沈み込まないといかんのよね^^冬を通るから春の喜びが何倍もうれしい。私もたくさん勉強になりました。

話が長くなってしまいましたが、そうやって、私やサンサン友だちさんたちはいろんな思いを抱えながら、サンサンを見守り続けていたわけですが、サンサンのみんなはもちろん、もっともっといろんなことを考えて、最高な音楽をと、試行錯誤しながら音を紡いでいってたわけで、そこらへんの、もろもろな距離とかが、こう、ちょっとづつ、埋まっていくカンジがして、このインタビュー、すんごくうれしかったーー!
アルバムを作った経緯や、曲の解説とか、いちいちもう・・・・うんうーん!うんうーん!そうやったんか〜!…の連続だったんです。マリアンナも、一応苦労があったんやな〜とか(笑)
何だか、不安がどんどん消えていきましたね。矢野くん曲はあんまりないかもだけど、きっと狂騒でキラキラな、サンサンならではの楽しませ方はわかってるはずだなって。矢野監督に、私もついていきますよーー^^

あと、ゆういちくんの、「聴きやすいだけじゃ困る、絶対引っかかりたい!洗濯や料理とかしてる何気ない時に口ずさむ曲は、必ずこのアルバムの中のどれかであるはずです」みたいな発言、素晴らしい。
うん。聴きやすいの、はんたーい!それはステキな目指し方だと思います。今私の洗濯ソングは、cafelonの「絶体絶命ヒーローペシャンコー」が圧倒的だからね、それを超えることができるのか!?超期待!
矢野くんの、最後の締めの言葉も、キューッとなったなぁ。「乱発するより、時間をかけて良い作品を作った方がいい」みたいな言葉。私、会う度に「まだですか〜?」って言ってたもんなぁ^^;約3年ですか?「いっそのこと2枚組で出して下さい」なんてことも言ったもん(笑)
催促しすぎちゃったことを反省しつつも、でも、「音源早く出してー」って言われなくなったらおしまいじゃん。それもあるから、これからも「次はいつですか?」って、また言い始めるかもです。先に謝っちゃいます。ごめんなさい!って、いくら何でも、アルバム発売前なのに、気が早すぎよね^^;;

こんな2年と10ヶ月を費やして生まれた1stフルアルバム!バカ度が戻ってきたあとにレコーディングされたアルバム!とんでもないことになってるに違いない!ライブでやったことない曲も入ってるみたいだし!あーーー!早くCDで100万回ぐらいききたーーーーいっっ!^^
ホント、2/8がドキドキでワクワクです!楽しみすぎるよーーーー☆
はふ〜^^クイップマガジンさん、期待がいっぱい募るよなステキなインタビュー記事を、どうもありがとうございましたっ☆

*1:でもさ、Lucky13のレポが神隠しにあってた^^;;おいおい。

*2:矢野くんはあちこちで2年てゆってるけど、2年じゃなーい!どっちかっちゅーと約3年ぞーー!

*3:id:yuing:20050405#p2を参照